業界を知る
低成長時代でも、拡大を続けるリニューアル市場
国の施策でも、メンテナンスによる長寿命化を推進
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日本はすでに、2008年をピークに人口減少社会へと移行しています。その影響で建築業界では新築需要が縮小し、新築住宅がかつてのようには売れない時代へと変わりました。そうした時代の転換にあって大きな伸張を見せているのがリニューアルをはじめとしたストック市場です。国においても2009年の「長期優良住宅制度」の導入で建物の長寿命化を推進。2013年を「建築物などの社会資本のメンテナンス元年」と位置づけ、いっそうの社会変革を促す施策を打ち出しています。
本格的なストック時代を迎え、ますます広がる活躍ステージ
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新築市場は減少しても供給は続き、結果、ストックの建物は増え続けます。また、既存の建物は年数を経るごとに老朽化が進み、修繕や改修のニーズは高まります。マンションを例にあげるならば、そのストック数は2017年時点で約644万戸にもなりました。大規模修繕工事市場は年々拡大し6,000億円規模を超え、将来的にも安定的な需要が見込まれています。リニューアルを含むストックの時代へ、永和工業の活躍ステージはますます広がっています。